スポーツ 男子新体操オンライン選手権 2020,08,30

【予選出場チーム紹介】香川県立坂出工業高校(香川県)

詳しすぎるぞ!出場チーム紹介!!香川県立坂出工業高校(香川県)

今年の3月、高校選抜大会が中止になったとき、せめて出場予定だった選手の名前を、私が運営している新体操のポータルサイト「Gymlove」に掲載したいと各校に協力お願いした。そのとき、坂出工業から送られてきたメンバー表は、以下のものだった。

【メンバー/木村凌晟(2年)久保智也(2年)中野幸太郎(1年)金子真怜(1年)黒原伸乃介(1年) 柄捷雪(1年)入倉太一(1年)西出愛詠(1年)】

昨年のインターハイのときの坂出工業団体には、3年生が3人名前を連ねており、2年生は2人。3年生が抜けたらちょっと厳しいのかもしれないと案じていたが、なんのことはない。1年生がこんなにいる。坂出工業にはいつも、多くの部員がいる。それはこの坂出という地に男子新体操がそれだけ根付いているという証のように思う。

近年は、坂出ジュニアも強化されてきており、全日本ジュニアに団体出場を果たすようになってきているが、もともとは高校から始めた子たちでどこまでいけるか、が坂出工業監督・林晋平の腕の見せどころだった。川西雅人(青森大学卒)、川西伸也(同志社大学卒)、川東拓斗(国士舘大学卒/2019全日本チャンピオン)など、名選手も輩出してはいるが、どちらというと突出した選手に頼るのではなく、全体のチーム力を上げていき勝負する、そんなチーム作りをしている。だから、力のある選手がいても、その選手だけが目立ちすぎることがない。それがこのチームの強さにつながっているように思う。

高校選抜のときは1年生だった選手たちは、もう2年生。仮に高校から始めた選手だとしても1年は坂出での練習を経験している。今年はコロナの影響で例年とおりにはできなかったとはいえ、坂出の練習は、素人をいっぱしの団体選手に育てあげる。そのうえ、今年のメンバーにはジュニア上がりの選手もいる。林監督のお手並み拝見といったところだ。

※参考記事(2016インターハイ前

「新体操沼はまり歴20年ライターが見る 男子新体操オンライン選手権2020」

Share

News

CATEGORY

LIVE-Link チャンネル登録はこちらから