スポーツ 男子新体操オンライン選手権 2020,08,25

【予選出場チーム紹介】光明学園相模原高校(神奈川県)

詳しすぎるぞ!出場チーム紹介!!光明学園相模原高校(神奈川県)

関東の古豪・光明学園相模原高校は、1998年のインターハイでは団体準優勝。個人では、優勝者を4回も出している伝統校だ。しかし、この学校の凄さは、高校での成績では計り知れない。光明の卒業生は、様々な形で新体操を続ける確率が非常に高いのだ。

現在、男子新体操の社会人での一大勢力となっている「Re」チーム(「Re」で始まるチーム名の所属はバラバラの寄せ集めチーム。毎年のように社会人団体に出場し、全日本選手権にも出ている)の中心にいる宮川健太郎、この寄せ集め社会人チームを始めた大原朗生も光明の卒業生であり、他にも多くの卒業生がこの「Re」チームに関わってきている。大学に進学して新体操を続ける選手も多く、男子新体操界への貢献度が非常に高い高校と言えるだろう。

その原動力となっているのが、貝瀬仁史監督の徹底した「基礎重視の指導」だ。過去に見てきた選手たちも、総じて光明の選手たちは、高校でピークを迎えるような育て方をされていない。それが、「インターハイ常連校」ではあっても、「上位常連校」にはなり切れない要因とも言えるかもしれないが、大学進学後も着実に成長する選手の多さ、そして継続率の高さを見ると、この監督の指導のたしかさが感じられる。新体操を長く続けられる「心と身体」を、3年間でしっかり作る、それが今の光明相模原であり、その結果、男子新体操を支える人材を輩出し続けているのだ。

今年の3年生は、光明の卒業生であり、その美しい体操に定評のあった山口聖士郎(国士舘大学卒)が、自身の大会が終わってから卒業までの間、熱心に指導していた選手たちだ。山口仕込みの美しい体操を、オンライン選手権で見られるだろうか。期待したい。

※参考記事(2014年インターハイ前

「新体操沼はまり歴20年ライターが見る 男子新体操オンライン選手権2020」

Share

News

CATEGORY

LIVE-Link チャンネル登録はこちらから