買取大吉バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会＜男子代表戦＞の見どころ【第1弾】

新時代を告げる、VNL2025の幕開け

2025年の男子バレーボール・ネーションズリーグ（VNL）は、新たな局面に突入した。今季はこれまでの16チームに加えて、ウクライナと中国が参戦。18チームによる新しい戦いが始まります。
パリオリンピックを経て、戦いのサイクルはすでに次のステージへ。VNLはその第一歩を示す場となり、今季はまさにロサンゼルスオリンピックへと突き進む上で重要な世界大会です。各国のチーム編成は流動的で、ベテランの休養や若手の抜擢、監督交代などが重なり、勢力図の読みづらさはこれまで以上です。FIVB世界ランキングも、いまや結果を占う絶対的な指標ではなくなってきているかもしれません。

ブルガリアと中国の注目選手たち

ランキング上位国ではないチームにも、明確に浮上の兆しが。たとえばブルガリア（19位）や中国（24位）は、世界がその実力を再評価しつつある存在です。

ブルガリア代表の注目株、シメオン・ニコロフは、アメリカの大学リーグで鍛え抜かれたセッターであり、速いサーブと高身長を活かしたポストプレーが強みです。兄アレクサンダルも代表入り。そして、父は東レ出身というバレー一家。次世代の牽引者として目が離せません。

中国代表は、2023年OQT（五輪最終予選）ではポーランド、オランダ、アルゼンチンを相手にフルセットの接戦を演じ、2024年のチャレンジャーカップでは、ベルギーやエジプトなど格上を撃破して劇的な勝利を遂げた。エースは207cmの張景胤（チョウ・ケイイン）とオポジットの王径一（ワン・ジンイー）。そのコンビネーションと身体能力で存在感を示し、今大会でも上位進出を目指します。

この2か国はランキング外の穴として見られがちですが、秘めたポテンシャルと若きスターの成長により、ランキング以上の競争力を持っていることが期待されます。

※本記事で紹介した選手のVNL2025千葉大会への出場可否については、各チームの公式情報をご確認ください。

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